卒論焼いちゃお

こんにちは、卒論を焼きに来ました。

接客業のバイトしているので一番コロナ怖いんですよね〜。休みにならないかな・・・休み・・・休み・・・

 

ではやっていきましょうか。

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幼児を抱いた観音様です。頭の上から布を被り両肩に垂らしています。化仏のついた宝冠をつけ胸元には瓔珞をさげています。顔は細長く身体もやや細身に見えます。まぶたは厚くやや吊り目で厳しげですが、口元は微笑んでいます。鼻筋がしっかりと通っていますね。観音様は右膝を寝かせ踏み下ろした左足の上に右足を乗せて、その上に幼児を乗せて右手で幼児を支えています。用事は左右の手に何か持っているようですが、よく見えず確認できません。向かって左奥には浄瓶、右奥には経箱を配し、その下向かって左には宝珠をささげる童子、右には合掌する童子が立っていますが、童子2人の頭と向かって左の童子の身体が欠けてしまっています。観音様の座る巌の下にはバラのような植物が生え、さらに下には波が線刻されています。

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マリア観音

波の上に立つ観音様です。髪を簪のようなものでまとめ上げ、宝冠をつけています。両肩に垂れている細い紐のようなものは髪であったのが欠けてしまったものかと思われます。まぶたは厚くつり目で、小さな口は引き結ばれておりやや厳しげな表情です。胸には瓔珞をさげ、手首には腕釧をつけています。身体はまっすぐですが衣服の揺れる表現には動きがあります。右手は欠損しており、左手で衣服の裾もしくは天衣をつまんでいます。左足先だけが裙の裾からのぞいており、その下には向かって右下方向へと巻くような波の表現がなされています。衣服の特に裾の方についた汚れが陰影を生み出し、衣服の揺れを美しくしていますね。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!また次回もよろしくお願いします。