卒論焼いてこ
こんにちは。卒論を焼きにきました。
最近は寒くなってきて身体がおかしくなっております。お身体に気をつけてなんて言われなくても勝手に壊れているのでうるせ〜〜〜〜〜〜という感じですよねえワッハッハ。
前回は何朝宗の坐⭐︎観音像についてディスクリプションをして終わりましたね。
やはり美しいものを見るというのは心地いいです。
では早速他の観音像も見ていきましょう。
何朝宗による、巻物を手にした観音像です。こちらは白衣を被ってはおらず、頭髪を簪でまとめあげています。冠をつけ、瓔珞も何朝宗の特徴通りつけてますね。お腹のあたりの衣服はよく見えませんが、だいたい似通ってますかね。葦の座布団に座っていて、たっぷりとした衣服が座布団に垂れています。右膝を前に出して立てて座り、両手をその立てた膝の上に乗せています。右手のひらは下に向け、左手のひらは上を向き巻物を掴んでいます。手首には腕釧がついています。顔立ちは今までの何朝宗の作品よりは彫りが浅いためか柔らかく薄い感じがします。特に鼻が小さく、目立ちません。これは気になりますね。目は吊り気味で口元は小さく引き結ばれていますが、全体の淡さと相まってどこか微笑んでいるかのような印象を受けます。
ウーム、前髪のまとまってる部分の数、顔立ち(特に目元と口元)、瓔珞、冠、衣服の胸元がとりあえずの共通項でしょうか。
今回もここまでお読みいただきありがとうございました!