卒論焼こう

こんにちは、卒論を焼きにきました。 早速今回の観音さんはこちら。 Guanyin 宝冠をつけ、その上から布を被った観音です。顔立ちは少し浅く、幼くも見える。目は少し釣り気味で、口元は小さく引き結ばれている。胸元には瓔珞がさげられているが、少し玉が大…

バーニング卒論

こんにちは。卒論を焼きにきました。 卒論は製本して提出なのですが、教授に「本当に最後の手段だからあまりやらないでね」と言われた製本方法の準備をすでにしています。限界卒論提出。 では今回紹介するのはこちら Figure of Guanyin Standing on a Lobster…

卒論焼いてます

こんにちは、卒論を焼きにきました。 前回までいくつか書いてきたものよりもさらに古いものが見つかったのでご紹介いたします。 青白磁観音坐像 元時代(14世紀初)のもので、高さ26.7cmです。図録の解説によると、宝冠の中央には阿弥陀仏像がはめ込まれてい…

卒論燃やす

こんにちは。卒論を焼きにきました。 ここしばらく卒論に触れていなくて、焦りからの連投です。イェーイ 観音 頭の上から布を被り、右肩へと垂らしています。顔は写真の角度ゆえに少々見づらいですが、きりっとつり上がった目、高めの鼻、引き結ばれた口と凛…

卒論焼いちゃえ

こんにちは。卒論を焼きにきました。 もうタイトル考えるのすら面倒です。たすけてください。 童子輿観音 童子を両脇に従えた観音です。全体的に彫りが浅く、曖昧な印象です。中央の観音は頭の上から布を被り右肩へ垂らし、冠をつけて胸には瓔珞を下げていま…

卒論を燃やす

こんにちは。卒論を焼きにきました。 今回のディスクリプションはこちら。 巌の上に坐る観音像です。高さ23.5cmほど。何朝宗のものに比べると前髪のボリューム感や顔の彫りが薄く、また顔のサイズ感から肉感に欠ける印象です。しかし巌の質感や衣服の襞、…

卒論 on the fire

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回までで何朝宗の作品は大体見終えた感じですね。ハッキリと何朝宗の作であるとわかっているものは案外少ないのです。 一旦ディスクリプションは終わりにして、ちょっと違うことをしてみましょうか。 8月頃、いろんな…

卒論焼いてこ

こんにちは。卒論を焼きにきました。 最近は寒くなってきて身体がおかしくなっております。お身体に気をつけてなんて言われなくても勝手に壊れているのでうるせ〜〜〜〜〜〜という感じですよねえワッハッハ。 前回は何朝宗の坐⭐︎観音像についてディスクリプ…

卒論焼けるかな

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回は白磁の観音像をできるだけ並べてみましたが、よくわからなくなってしまいましたね。 人生についてもよくわからないです。院に行きたかっただけなんです。 ナーンチャッテ失敬失敬ワッハッハ では早速見ていきまし…

卒論焼いちゃお

こんにちは。卒論を焼きにきました。 久しぶりですね〜。実は大学院入試の書類提出チャレンジに失敗しまして、おかげさまでメンがタルして院は院でも精神病院てな感じでございました。おもしろかったです。 今は半浪人です。イェーイ まあ流石にいつまでもウ…

たまには卒論焼こう

こんにちは。卒論を焼きにきました。 ようやく参考文献借りられましたよ〜私ってばえらい。 前回は若桑氏の東洋型マリア論について引用アンド引用して終わった気がします。 今回は若桑氏の参考文献から彌永氏の『観音変容譚』と、『宋代南海貿易史研究』を借…

卒論もっと焼く

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回までは白磁の観音像を時代別に見ていこうかな〜なんて思っていましたが、50点ほど並べても一向に傾向が掴めず、特に造形的な変化が見られなかったので諦めます。ションボリ。 代わりに、最近手に入れた参考文献で、…

燃えろ卒論

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回は観音菩薩についての説明と、何朝宗の白磁観音坐像を見て終わりましたね。色々と種類のある中でも最もスタンダードな観音さまについて説明し、それに白磁観音があまり当てはまらないな〜なんて感じでしたが、白衣観…

卒論焼く

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回は卒論の大まかな構成を夢語りして終わりましたね。 今回は一番語りた〜い❤️と言った「観音像」について触れていこうかと思います。波乱の予感。 ではまずは観音菩薩についての説明をしましょう。 「菩薩」は梵語(…

卒論の構成を焼く

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回は徳化窯に関する古い記述を漁ってみたわけですが、建窯と混同されてかわいそうな目に遭っているところを見てしまいましたね。でもやっぱり白磁の人形生産で有名なことは変わらなさそうです。 今回はアテクシの卒論…

卒論焼いてる

こんにちは。卒論を焼きに来ました。 前回は徳化窯の作品を数え、どのような特徴があるか探るために表を作成しましたが、なんか微妙でしたね。(笑) 強いていえば期待したほど観音は多くない感じです。悪い予感がしますよォ! 今日は景徳鎮陶録が届いたので…

卒論焼こうぜ

こんにちは。卒論を焼きにきました。 前回は定窯のことでだいぶハッスルしてしまい、白磁の紹介で終わってしまいました。 今回はまずヴンターカンマーの紹介をしてから徳化窯で作られた陶磁器の種類分けに入ろうかと思います。 17世紀バロック時代にとくにド…

さすがに毎日は焼けない

こんにちは。卒論を焼きに来ました。 前回はみなさんにコメント等多くの反応をいただき非常に嬉しかったです。 こうして卒論を噛み砕いてブログの形にすることで、みなさんからの意見を受け取りやすくして、より分かりやすく面白い卒論が書ければと思って始…

今日から毎日卒論を焼こう

こんにちは。卒論を焼きに来ました。 私の卒論のテーマは「中国福建省・徳化窯の白磁研究 ー観音像を中心に」です。 ではまず、福建省とはどんな場所でしょうか。 以下引用です。 世界大百科事典 第2版の解説 中国,南東部の行政区域。その名は福州と建州と…